おどり扇子の春風堂(はるかぜどう)とは
春吉工房(はるきちこうぼう・主に『舞扇子』『踊り扇子』(九寸五分)の製造、および販売)専用の
オンラインショップ。２０２１年６月、ショップ名のみ独立させるため変更。

工房の主は京都市内で１２年間、扇子製造に上絵(扇面)職人として従事後、
独立し１６年目。職歴２８年。

『京の伝統産業わかば会』に約２０年間所属し、
【伝統産業の日】関連事業、京都市勧業館『みやこめっせ』はじめ
上賀茂神社、青蓮院門跡など京都市内各地で開催された
作品展などにも例年参加。京都市内、特に岡崎公園は思い出の地。

わかば会との出会いにより、伝統産業に関わる異業種の友人も出来
様々な職種とのコラボレーション作品も実現。
(扇子袋を西陣織で。特注品の親骨を漆象嵌で。等々…)
その存在は、現在でも活動の原動力・刺激になっている。

独立当初は京都市内に事務所(窓口)を構えつつ、自宅ガレージを作業場にして、
一から仕事をスタートさせた。
自身で敷地内に作業場を、コンクリート敷設からコツコツと増設し、大型の機械を導入。
１６年を経た現在は独立当初よりも
様々な技法を駆使できる環境を整えつつある。

工房内では、主に製版・色付・箔押の加工をしています。
(沢山の扇面を見て頂きたいので、商品は折地のみならず、折る前の平地(ひらじ)の画像も一部公開しています)
その他成形の工程は、京都市内の職人さんにお願いしています。
発送は扇子としての完成品、箱入りを基本に考えています。

卸問屋様、小売店様との営業実績あり。上絵のみ(扇面平地)での販売可、相談に応じます。
使用材料・主に紙、絵具各種、その他。

発送は基本的にゆうパック(８０サイズ)を予定しています。
梱包費用込み。海外発送は対応しておりません。
(平地(ひらじ)発送は、梱包方法およびサイズが変わるため別途相談)

【舞扇子について】
日本舞踊、新舞踊、よさこい、盆踊り、ソーラン節、各地域でのお祭りなどで使われている
舞扇子です。両面同柄になります。
(基本画像は平地の状態。価格は完成品(裁断・折・骨付け・糸掛け済)の
１０本単位での値段です。右上、完成品の画像参照ください。箱はデザインが変更になる場合があります)
扇子での仕上がりサイズ：九寸五分(親骨の長さ約２９ｃｍ)

出来る限り実物の雰囲気をお伝え出来るように心掛けていますが
撮影技術の限界により画像の色味は、ほとんどの場合実物とズレがあります。
色見本(有料・実物の紙の切り取り分)をご覧の上、購入になりたい方、
具体的な色名等、気になる方は、お気軽にご相談ください。


※

【扇子上絵の製造は、祖父ゆずり。】
祖父は扇子絵付け師として
昭和の名匠に選ばれ新聞でも紹介される存在でした。
その背中を見、跡を継ぐ覚悟で修業を続けてきました。
京都市内で名前を名乗ると、未だに祖父の話が出るのは
孫として誇りであり、そしてまた、越えがたい高い壁と感じます。
令和の今、扇子の新たな役割、生活の中での形、求められるものを
自分なりに追及、開発しようと日々、向き合っているところです。




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